「ブラザーハウス」建替え協力募金についてご報告とお願い
ラ・サール学園同窓会会長 玉木 康博
2023年8月より同窓生の皆様にお願いしております「ブラザーハウス建替え」につきまして、これまでの状況をご報告させていただきます。
おかげさまで8月より12月末までの4ヶ月間に4,200万円を超える寄付金をお預かりしました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
しかしながら、従来のブラザーハウスよりも規模を縮小するとはいえ、新たなブラザーハウスの新築にはそれなりの建設費用が見込まれており、同窓会としては出来る限り学校の負担を軽減するため2億円を目標に同窓生の皆様からの寄付をお願いしております。そのため、さらに多くの同窓生の皆様にご協力をお願いする次第です。
なお、工事は2023年11月の学園バザーの直後から始まっており、2024年5月末の完成。その後に旧ブラザーハウスの解体となる予定とお聞きしています。ただし、聖堂(チャペル)は現在の建物が残る予定です。
今回は税制面でも、個人・法人ともに寄付金控除を受けられますので、ぜひ同窓生の皆様のご協力をいただきたいと思います。なお、寄付金控除を受けられる場合と、受けられない場合とでは振込先・方法も変わりますので、「お願い状」の記載をよくご確認いただけますようお願い申し上げます。
同窓会の皆様へ / ラ・サール・ファミリーの皆様へ
ラ・サール学園校長 ドミンゴ・ビヤミル
2024年の始まりにあたり、皆様に感謝の気持ちとともにお話しできることを嬉しく思います。私は日本のラ・サール学園の校長として、この素晴らしく、価値ある共同体の一部であることに感謝しています。
今日、私たちの共通の価値観に基づく素晴らしいニュースを共有できることを喜んでいます。私たちは新しい修道院の建設プロセスに取り組んでおり、これは私たちの教育共同体の精神的な中心となる場所です。この修道院は祈りと反省の場だけでなく、日本への貢献を果たすためにやってくる将来の世代のラ・サール修道士たちの家となります。
ラ・サールでは、信頼Faith、隣人愛Fraternity、奉仕Serviceといった価値観が私たちを家族として結びつけています。これらの価値観は、包括的な教育と責任ある指導者の育成に向けた私たちの使命の基盤です。今、これを実現するために皆様のサポートが必要です。
ラ・サールの同窓会の皆様に、この新しい修道院の建設に参加していただき、財政的なサポートだけでなく、ラ・サールの原則への継続的なコミットメントをお願いします。共に、聖ラ・サールの遺産が続くように、ご協力をお願いいたします。
大きな寄付であれ、小さな寄付であれ、私たちの共通の目的に一歩近づくものです。私たちのコミュニティの強さは、団結と連帯にあります。新しい修道院を建設することで、私たちは建物だけでなく、時を超えて続く教育と奉仕の遺産を築いているのです。
皆様のご厚意とサポートに心から感謝申し上げます。今年がより団結した一年となり、未来の世代に向けて輝かしい未来を築くために共に働くことを願っています。
感謝の気持ちをこめて、そしてラ・サールの精神で。